高い天井で解放感が評判の大和ハウスは断熱性能もすごいって本当?

大和ハウスのXEVOシリーズは、開放感を追求した広い空間設計が特徴です。一般的な住宅だと天井の高さ240cmほどですが、XEVOシリーズは空間を広く使うため280cmに設定しました。小さな変化に思えますが、天井の高さがたった40cm違うだけでも開放感を強く感じられます。テレビやソファなど、サイズの大きなインテリアをレイアウトしても全く違和感がなく、窓の高さも高くなったことから高級タワーマンションにいるような広々とした開放感に包まれます。
XEVOシリーズは、毎月の電気代が浮く住宅です。採用されたエクストラV断熱は、天井・外壁・床のそれぞれに高性能グラスウールを3層配置、さらに高密度グラスウールボードで挟みこみ、厚さ18.4cmの断熱層に仕上げました。寒冷地域やエネルギー収支ゼロ住宅ZEHにも対応できるほどの高断熱・高気密性能を実現しており、冷暖房効率が向上し毎月の電気代が浮くことでしょう。
XEVOシリーズが採用したXEコートは、メンテナンス費用も低減します。塗料の分子間結合力を高めることで、空から降り注ぐ紫外線による外壁材の劣化を軽減、さらに一般的なアクリルシリコン塗装よりも塗り替え時期が長いことから、再塗装によるメンテナンス費用も減らせます。EXコートはホコリや汚れが付着しても洗い流しやすいので外壁もきれいに保てます。
XEVOシリーズは、空間を広く使う設計に加えて高断熱性能や高気密性能、XEコートを採用することで機能性を高めているため、一般的な住宅よりも坪単価は高いです。全国の平均坪単価50~60万円に対してXEVOシリーズの坪単価99万円以上なので、坪当たり40万円以上高いことになります。また一戸建て平均35坪に換算すると3465万円となり、さらに消費税も加算されます。土地も合わせて購入する場合は、さらに価格が上がるため、高いと感じやすいです。
XEVOシリーズは、開放感があり高性能であるため坪単価は高いですが、その一方でランニングコストを下げるメリットがあります。1年を通じて室内の熱を逃しにくく、外気を遮断する断熱性能・高気密性能により、冷暖房効率を向上させており、毎月の電気代が浮くと考えられます。年間の光熱費平均が22~23万円とも言われていますが、大和ハウスXEVOシリーズは、電気代の節約に貢献します。またXEコートの塗り替え時期も長いため、外壁の再塗装コストも低いです。